掲載日: 2009年 01月 25日
音質で選ぶオーディオプレーヤー
オーディオプレーヤーに音質の差はあるの?
オーディオプレーヤーを選ぶとき、気になるのはやはり音質ですが、どのメーカーの製品で、どんなジャンルの音楽を聴いても、劇的な違いはありません。基本的に大手メーカー製品では、音のメリハリやノイズなど基本的な項目については、スペック基準を設けて設計、製造しています。ただメーカーごとに、良し悪しでは表現できない「個性」があり、好みが分かれるケースもあります。
一方、少数ながら特別に音質を重視して設計された製品もあります。
音質にこだわる(クラシック派)
高品位で、原音に忠実なオーディオプレーヤーは、クラシック鑑賞などにおすすめです。「原音に忠実」とは、低域から高域までクセや誇張がなく自然な音ということです。聴く方にとっては物足りないと感じるかもしれませんが、クラシックなどをじっくりと鑑賞するようなときに真価を発揮するでしょう。【ガイドおすすめ商品】
・ビクター XA-V80
デジタル変換や圧縮で失われた情報を生成して付加し、オリジナルマスターに近づける、独自の「K2テクノロジー」が特徴。これは長年、レコーディングの現場で培われた技術で、ビクターならではの技術力と信頼感は、数あるオーディオプレーヤーの中でも異色。ビクタースタジオのレコーディングエンジニアによってチューニングされた「スタジオセッティング」モードが選べるのも、マニア好み。
![]() |
| ビクター XA-V80(Amazonで価格を調べる) |
・ケンウッド HD60GD9
ケンウッドの音質責任者が、製品の設計から部品の選定など細部に至るまでこだわった「音質マイスターエディション(Sound Meister Edition)」。60GBの大容量HDDを搭載しているので、データ量が多くなっても音質面で有利なロスレス圧縮を利用し、大量の曲が収録できる。
![]() |
| ケンウッド HD60GD9(Amazonで価格を調べる) |
低音の質にこだわる(ジャズ、ロック派)
音の好みは、国によって違います。 よって、設計する国の好みが反映される傾向があります。 比較する場合は、低域の音に注意してみてください。アメリカで設計されたiPodの低音は、輪郭が柔らかく、量感も豊かな傾向があります。日系メーカーの低音は、輪郭がシャープで、締りと弾力的な印象を受ける傾向があります。ベースやドラムなど、低音が印象的なジャズやロックを中心に聴くなら、低音の質にこだわって比較試聴してから選ぶと良いと言う訳です。
またヘッドホンとの組み合わせも、音質に大きく影響します。プレーヤーがiPodなら、同じアメリカ育ちのSHUREなどが好相性と言われています。
【ガイドおすすめ商品】
・Apple iPod nano 8GB
モデルや世代(発売年のタイプ)で、音質の良し悪しが話題になるものの、傾向としては低音がおおらかなアメリカンタイプ。
![]() |
| Apple iPod nano 8GB(Amazonで価格を調べる) |
・ソニー NW-S738F 8GB
シリーズ全体を通して、使い勝手、音質、価格のバランスが良い。低音は、適度な輪郭、弾力、緊張感がある。
![]() |
| ソニー NW-S738F 8GB(Amazonで価格を調べる) |
音質はやはり聴くユーザーによって評価が変わることが多いもの。他人の評価を鵜呑みにしすぎず、できるだけ試聴し、感じ取れる音質の差と、使い勝手や価格のバランスを考慮して選ぶことをおすすめします。
●オーディオプレーヤー選びの5つのポイント
1. 機能で選ぶ
2. 聞くシーンで選ぶ
3. 音質で選ぶ
4. 試聴のコツ
5. メーカーで選ぶ




