掲載日: 2008年 02月 27日
「脱ゆとり」が引き起こす2009年問題とは?
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| 新しい学習指導要領が引き起こす「2009年問題」とは? |
2008年2月15日に文部科学省から、2011年度実施の新しい学習指導要領の改定案が発表されました。ゆとり教育の目玉だった「総合的な学習の時間」は削減される一方、授業時間が増え、数学では二次方程式の解の公式、理科ではイオンが復活するなど「脱ゆとり色」が濃い内容になっています。
今回の改訂で、中学校生活や高校受験にはどのような影響があるのでしょうか?改革案の中味を簡単にまとめてみました。
主要教科の授業時間が大幅増!英語は週3→4時間へ
授業時間の増加が盛り込まれた新しい指導要領ですが、実は週の授業時間は28→29へとたった1時間増えただけ。しかし、「総合的な学習の時間」や「選択教科等」が削減あるいは廃止され、その代わり主要教科の授業時間が大幅に増加される内容になっています。
英語は、全学年で週3→4時間へと増加。また中3の社会と理科は、それぞれ週2.4→4時間、週2.3→4時間へと大幅に増加されました。国語や数学も、学年によっては授業時間が増えています。
| 1年 | 2年 | 3年 | |
| 国語 | 4 | 3→4 | 3 |
| 社会 | 3 | 3 | 2.4→4 |
| 数学 | 3→4 | 3 | 3→4 |
| 理科 | 3 | 3→4 | 2.3→4 |
| 外国語 | 3→4 | 3→4 | 3→4 |
| 総合的な 学習の時間 | 2〜2.9 →1.4 | 2〜3 →2 | 2〜3.7 →2 |
| 選択教科等 | 0〜0.9 →廃止 | 1.4〜2.4 →廃止 | 3〜4.7 →廃止 |
| 合計 | 28→29 | 28→29 | 28→29 |
主要教科の授業時間の増加は、「学力低下の一因となっている」という批判を受けての改訂のようです。

