社会ニュース/よくわかる時事問題

通勤ラッシュの「混雑率」ワースト路線2007(3ページ目)

昨年大好評を博した、首都圏の通勤電車・混雑率ワーストテン。そこで、2007年は1~20位までの最新ランキングを一挙公開! 通勤路線のうち、どれが混み合う? 昨年のランキングからどう変わった?

執筆者:志田 玲子

第5位: JR武蔵野線

画像の代替テキスト
混雑率では、JRが私鉄・地下鉄を圧倒!
写真提供:Railstation.net
最も混雑する区間は東浦和→南浦和。混雑率は202%で、昨年の201%より1%悪化! 2003年度以降、毎年1%ずつ増え、悪化の一途をたどっています。一方、ランキングは昨年と変わりませんでした。

第4位: JR中央・総武線(各駅停車)

最も混雑する区間は錦糸町→両国。混雑率は206%で、昨年の207%より1%改善。2003年度の211%から、徐々に改善が進んでいます。だた、ランキングは昨年と変わらずじまい……。

第3位: JR中央線快速

最も混雑する区間は中野→新宿。混雑率は208%で、昨年の211%より3%改善されました。2003年度の218%と比べると10%ダウンと、改善は順調軌道。でも、順位は昨年と同じままで、ちょっと残念!

第2位: JR京浜東北・根岸線(上野→御徒町)

2箇所ある最混雑区間のうち、上野→御徒町の混雑率は213%で、昨年の214%より1%改善。2003年度の225%から、かなり改善が進んでいますが、ランキングは、これまた昨年と変わらず! 上位ランクになると、ちょっとやそっとの改善では順位が動いてくれない……。

上記を見ると、4路線ともすべてJR! 2ページで見た優勢ぶりに、拍車がかかっていますね。また、2~5位の順位も昨年から不動のままで、私鉄・地下鉄が食い込む余地はなさそう……。ただ、混雑率の改善状況には、ばらつきが見られます。武蔵野線が悪化路線をたどる一方で、それ以外の3線は、改善路線を進行中。今後の課題は、200%超=体が触れ合い、相当圧迫感がある状態の解消!と言えそう……。

では、栄えある混雑率ナンバーワンの路線は、一体どれ? 番外編のおまけも要注目! → 次のページへ
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