企業のIT活用/検索エンジン/SEO

情報検索のコツ 7つのポイントをマスター

検索エンジンには複数語検索(AND検索)以外にもフレーズ検索やNot検索など便利な機能がたくさんあります。精度をあげる情報検索のコツを7つ、ご紹介します。

水谷 哲也

執筆者:水谷 哲也

企業のIT活用ガイド

調べモノといえば図書館が定番
調べモノといえば図書館が定番
昔、調べモノといえば図書館が定番でしたが、今や検索エンジンで情報を探す時代です。

検索エンジンには、便利な機能がたくさんあります。キーワードを複数指定するAND検索だけでなくいろいろな検索をぜひ覚えてください。情報検索のコツをまとめてみました。

検索のコツNo1:複数語検索(AND検索)を使いこなす

よく使うのが複数語検索(AND検索)です。

複数の言葉をスペースで区切って入力し検索すると、全ての言葉が含まれるサイトが表示されます。複数語検索は昔、集合で習ったANDで、「適合率」を高めることができます。

「適合率」とは検索結果の中に自分が求めている情報が含まれている割合で、いわゆる情報の精度になります。精度を高めるには、なるべくピンポイントで使われる言葉を入れます。例えばネットショップを探すのなら「物販」というキーワードで検索結果を絞ることができます。

AND検索
Yahoo!Japan、Google共に同じ 例「allabout オールアバウト」
GoogleでAND検索
GoogleでAND検索

重要だと思うキーワードから順に並べます。「allabout オールアバウト」と「オールアバウト allabout」では検索結果が変わってきます。

また検索キーワードは単語に分解されます。「企業のIT活用」であれば「企業」、「の」、「IT」、「活用」に分解されて検索しますので、たくさんのサイトが見つかります。「企業のIT活用」というサイトだけを調べたい時はキーワードの両端を「"」(ダブルクォート)で囲んで検索します。これをフレーズ検索と言います。

フレーズ検索
Yahoo!Japan、Google共に同じ 例「"企業のIT活用"」

検索のコツNo2:OR検索を使いこなす

マイナーな情報で、該当しそうなサイトが少ない場合は「再現率」を高めるためにOR検索を行います。

「再現率」とは検索対象から、どれだけ適合しているサイトを見つけ出せたかという指標で、いわゆる網羅性になります。検索漏れがないようにすることです。通常、「適合率」とはトレードオフの関係になります。

OR検索
Yahoo!Japan 例「allabout + オールアバウト」
Google 例「allabout OR オールアバウト」

検索すると「allabout」、「オールアバウト」のいずれかのキーワードを含むサイトを見つけることができます。

検索のコツNo3:Not検索を使いこなす

キーワードを除外して検索することもできます。これがNOT検索です。除外するキーワードの前にマイナスをつけます。

NOT検索
Yahoo!Japan、Google共に同じ 例「allabout -企業のIT活用」
※「企業のIT活用」を除外した「allabout」のサイトを検索

ネットショップを検索からはずしたければ「-物販 -楽天市場」などと指定します。またブログの情報をはずしたければ「-トラックバック」と指定すればかなり減らすことができます。

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