転職のノウハウ/転職活動の面接対策

不況の今、面接でのNG質問とは?

いつの時代も転職時に重要な面接。どのような質問にどうこたえるかさまざまなノウハウが紹介されていますが、いまのような不況に絶対に言ってはいけないこともあるのです。

執筆者:高野 秀敏

不況の現在において、求人状況は企業の買い手市場といわれます。何年か前の好景気のときよりも、確実に採用難易度があがっています。

採用面接といえば通常、仕事の成果、自分の強みや弱み、将来何がしたいのか、転職理由、志望動機、希望年収など多くの質問がなされます。実は、いまのような不況に絶対に言ってはいけないこともあるのです。今回は不況時代の面接術についてお話します。

「何か質問はありますか?」は地雷の質問

答えたとたんに面接官が渋い顔…などということも!
答えたとたんに面接官が渋い顔……などということも!
採用面接のなかで必ずといっていいほど聞かれる質問があります。それは「何か質問はありますか?」というもの。この問いに対する質問次第で心象は変わります。いくつかの失敗例と対処方法をあげてみましょう。参考にしてみてください。

御社の福利厚生は何がありますか?
これだけ企業がコストを削減している最中に、非常にノー天気ともいえる質問です。福利厚生内容はホームページや求人票に書いている場合も多く、まずは確認してから面接にいく。人材エージェントを使っている場合は、エージェントに確認するようにしましょう。

御社に入るとどんな教育や研修が受けられますか?
第二新卒であっても即戦力人材が欲しいということが企業の本音。もし聞きたい場合ですが、「不明な点は自分で学び、先輩の仕事を見て学ぶことを前提としていますが……」など前置きを入れましょう。

御社の評価制度について細かく教えてください
この質問は大企業では問題がない場合が多いですが、中小企業やベンチャー企業と呼ばれるような100人未満の会社の場合、評価制度があまり整っていないケースが多いものです。10人ぐらいの会社であれば、整備されていないほうが多いくらいです。

仕事の結果を出し信頼されてから年収を上げてもらうという気持ちがなければ、転職しないほうが無難ともいえます。この質問をしたい場合ですが、「ここ数年で入社された方で、年収が最大どのくらい上がった方がいますか?」など質問を変えてみましょう。

NG例はまだまだ続きます。あなたの認識は大丈夫ですか?>>
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