掲載日: 2007年 03月 16日

至高のマイバッハ

文章:松本明彦(All About「ステイタスカー」旧ガイド)

マイバッハのブランドにメルセデスの最新テクノロジー


元々ダイムラー自動車株式会社の技術部長で、1901年メルセデス35HPを手がけたウィルヘルム・マイバッハ。彼がダイムラー社を去り、飛行船ツェッペリン号のためのエンジン製造会社を息子のカール・マイバッハと設立したのが1909年。その後1920〜30年代にかけて、マイバッハはマイバッハ・ツェッペリンDS8、マイバッハSW42など超高級車を発表する。

その伝説のマイバッハのブランドに、メルセデスベンツの最新最高のテクノロジーを用い、最高級の素材を使って仕上げ、2002年に発表した超高級車がマイバッハだ。ダイムラー・クライスラーのジンデルフィンゲンにある工場内の、マイバッハ・マヌファクトゥーアでは、1日平均5台のペースで、多くの作業を職人の手作業によってマイバッハが作られる。

モデルはショートホイールベースのマイバッハ 57、そのスポーツ仕様のマイバッハ 57S、ロングホイールベースのマイバッハ 62、そのスポーツ仕様のマイバッハ 62Sの4モデル。モデル名の数字は、ヨットにならい全長を表すところが、マイバッハ購入層の生活を想像させる。そのサイズはマイバッハ62で6165×1980×1575mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース3825mm。メルセデスベンツSクラスのロングボディより、さらに960mm長く120mmm幅広く90mm高いという実に巨大なボディ。ホイールベースもSクラスロングより660mmも長く、そのホイールベースにはトヨタ ヴィッツがすっぽり入ってしまうほど。

写真はマイバッハセールスセンター内のマイバッハ 57S。

マイバッハの展示車両は、完全予約制のマイバッハセールスセンターのみで見ることができる。そしてその商談は、一人ひとりに専属のパーソナル・リエゾン・マネージャー(以下PLM)が付き、メンテナンスや修理の手配など、購入後もマイバッハに関する一切の世話をする。その驚きのマイバッハセールスセンターを覗いてみた。

マイバッハ 57Sのインテリア。このショートホイールベース判でも、足元は余裕の広さだ。
57Sのインテリアトリムは、グランドフルレザーにピアノラッカーウッドブラックにカーボンの組み合わせ。
ドアアームレストにもカーボンが。

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