給料の何%を貯蓄にまわせばよいのでしょうか? 世帯構成や生活様式によって貯蓄がいくらできるかは変わってくるので、この問いの正解はありません。とはいっても、およその目安はあります。
家計データの統計を見ながら、年代別の目標とする貯蓄割合をご紹介しましょう。
貯蓄割合の平均は20.7%
勤労者世帯の収入と貯蓄の状況(世帯主の年齢別) ライフステージによって、貯蓄の割合が変化していることがわかる 家計調査(平成23年 家計収支編 総務省)より筆者編集
総務省の家計調査(平成23年)によると、勤労者世帯の毎月の実収入は約46万2千円。そこから、社会保険料や税金などをひかれた可処分所得(実質上の手取額)は38万円となっています。
貯蓄の平均は7万8千円で、貯蓄率(貯蓄÷可処分所得×100)は、20.7%。手取収入の2割ほどを貯蓄をしている姿がうかがえます。とはいっても、貯めやすい年齢、貯めにくい世代があります。
シングルから30代が貯め時、貯蓄率2.5~3割
世帯主の年齢別に貯蓄率をみてみると、貯蓄率が一番高いのが、29歳以下の33.3%です。世帯人数も1.56人となっていますから、シングルが多い世代。この年代が、一番のお金の貯め時ですね。
次に貯蓄率が高いのが、30歳代の25.1%。世帯人数も3.06人となっており、結婚して子どもが1人いるかどうかというタイミング。夫婦2人だけか子どもがいてもまだ小さいこの時期は、シングル時代に次の貯め時ですね。
40歳代以降は、どんどん貯蓄率が減っていきます。収入や可処分所得のピークも40歳代。教育費などがかさみ、収入も思うように伸びないこの時期。貯蓄が思うようにすすまないようです。
60歳以降になると、貯蓄率もグンと減って1.4%。リタイアして収入がグンと減ったためですね。70歳以降は貯蓄率も少し回復しています。年金受給などで少しは家計も好転しているようです。
現役世代は貯蓄率 20%前後
リタイア後は貯蓄率も減ってはいますが、60歳までは20%近くの貯蓄率となっています。現役世代は、手取額の2割貯蓄を目標にしたいものです。
とはいっても、ライフステージによって目標とする貯蓄率は変わってきます。では、収入に対してどれくらいの割合で貯蓄をすればよいのか、世帯別の目標を
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