メリットいっぱい!雑談の効能
多くの問題が雑談で解決できる
社会人3年目くらいまでの人に多い悩みの1つが、年上の人との接し方。会社の上司や先輩などビジネスシーンはもちろん、友達の親、近所の人といったプライベートでも話し方に戸惑う人は少なくありません。
「年上の人はどうも苦手で……」そんな人は、知らず知らずのうちに苦手オーラを振りまいてしまっています。苦手オーラの正体は非言語コミュニケーションです。私達が無意識に発信してしまっている雰囲気・声のトーン・表情などの言葉以外の部分=非言語コミュニケーションで、あなたも「苦手」という情報を発信してしまっているかも知れません。言葉にしなくても、その情報は相手に伝わります。そして相手もあなたを敬遠する、余計に苦手意識が高まるといった負のスパイラルに入ってしまうのです。
そんな負のスパイラルに入ってしまっている人にこそお勧めなのが雑談です。
用件もないのに雑談なんてと思う方もいるでしょうが、雑談には様々なメリットがあります。コミュニケーションをとらないでいると、「嫌われているのでは?」「何となくイヤな感じがする」といったネガティブな感情が生じることも少なくありません。そんな場合でも、雑談を少しすると雰囲気を和ませることができます。決して敵意がないと知らせることは重要です。挨拶だけではなんだか気まずくなるようなシーンでも、雑談を交わすことでイヤな空気を打破することができます。
雑談でワンクッションをおくことで仕事の話がスムーズに進むというのも嬉しい効果の1つです。交渉では、テクニックの1つとして雑談が挙げられるほど、人の判断や譲歩に影響があるとされています。
見た目は苦手だけれど話してみると実はいい人だった……ということも、よくありますね。もしかしたら、あなたも見た目で苦手だと思われ損をしているかも知れません。雑談は、年上の人が苦手な人や人づき合いが苦手なあなたにこそお勧めなのです。
いまさら聞けない?!基本の雑談テクニック
初対面の相手にも使えるスタンダードな話題から始めてみよう
年上の人と雑談する場合、どんな話題を選べばいいのでしょうか。「全く何を話していいかわからない」「共通の話題がなさそう」という方もいらっしゃいますが、こちらから話しかける勇気さえあれば大丈夫です。基本テクニックに沿って、まずは実践してみましょう。
シーンを問わず使えるきっかけとしてスタンダードな話題は、やっぱり天気ネタ。世代が違っても、ビジネスシーンでもプライベートシーンでも、初対面の相手にもOKな万能選手です。「今日はあいにくのお天気ですね」「暑いですね」というように、自分の感想に同意を求める形で声をかけることから始めましょう。
■ぎこちなさを解消したい場合、声掛けのセンテンスに、もうワンセンテンスを付け加えます
例)
「今日はあいにくのお天気ですね」+「晴ればかりでも水不足になって困りますけどね」
「暑いですね」+「こう暑いと食欲もなくなりますね」
同意を求めるようなセンテンスを加えることで、相手が相槌を入れやすくなったり、会話に応じやすくなる効果もあります。
■話しベタな人にも、会話をしてもらいやすくするには、後半の部分を質問に変えます
例)
「今日は日差しが強いですね」+「普段、日焼け対策はしてらっしゃいますか?」
質問をされると、答えないほうが不自然なので相手が会話に参加しやすくなります。会話を続けたい場合には、一番最後を質問で終えると覚えておきましょう。
■相手との関係を縮めたい時には、声掛けのセンテンスと質問の間に、自分の話を挟みます
例)
「夕方は雨が降るみたいですね」+「私はよく傘を忘れるので折りたたみなんです」+「傘はお持ちになりましたか?」
自己開示をすることで親しみを持たれやすくなるだけでなく、「実は私もよく忘れるんです」といったように、相手も自分の話をしやすくなります。
ご紹介した3つの方法は、天気の話題に限らずどんな話題にも使える方法ですのでいろいろなシーンで試してみてください。話題を選ぶ時は、どの世代にでも共通する話題、例えば食べ物や話題になっているニュースの話などを選ぶようにすれば安心です。