節電のコツ

節電効果はどの位?待機電力の電気代

節約(矢野 きくの
ガイド:矢野 きくの

待機電力とは?

節電についてメディアで触れられる機会が増えた今、待機時消費電力(以下:待機電力)という単語を耳にすることも多くなったかと思います。しかし実際のところ、待機電力とは何にかかっているのか、待機電力の電気代はどれくらいなのか、あまり知られていないのが現状です。

そもそも、待機電力とは、電化製品のスイッチをONにしていなくても、コンセントを繋いでいるだけで消費する電力のことを指します。実際に待機電力として消費されている電力は、家庭の消費電力の全体のうちの6%。(※1)平均でみると1世帯あたりの家庭の消費電力量が4734kwh/年になるため、待機電力は285kwh/年となり、待機電力の電気代は約5985円となります。(※2)


待機電力が多いものは何?

家庭の全消費電力のうちの6%が待機電力になるのですが、機器別にみた場合の内訳は以下のようになっています。
待機電力

(財)省エネルギーセンター発表:平成20年度待機時消費電力報告書より


一番大きのは、待機電力の20%を占めているガス温水機器。これにはガス給湯器やガス給湯器付きの風呂釜などが含まれます。またガス式の床暖房がある場合とない場合でも待機電力が変わってきます。いずれにしても、ガス温水機器が一番待機電力を消費しているということはあまり知られていないのではないでしょうか。

一方、待機電力の例としてよく使われているテレビの待機電力は、家庭の全消費電力の6%である待機電力の、その中での3%であることも知っておきたい数値です。

(財)省エネルギーセンターの「平成20年度待機時消費電力調査報告書」にある、機器別の待機時消費電力平均値から一部抜粋すると以下のようになっています。計測した機器のうち、待機電力がない(0.01W以下)機器も全体の21%とあったとのことです。
平成20年度待機時消費電力報告書:機器別待機電力平均値より一部抜粋

平成20年度待機時消費電力報告書:機器別待機電力平均値より一部抜粋



次は、待機電力が大きい機器と賢いカットの仕方をご紹介します >>

掲載日:2011年04月27日

特集掲載期間:2011年11月16日~2012年2月28日