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| エッジの効いたドレスシューズ |
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ドレスの聖地である英国の底力を示してくれたグリーンやクロケット、超絶技巧を惜しげもなく披露するイタリアのラッタンジ、果てはブタペスト・スタイルを象徴するバリントなど、今や日本にいながらにして世界中の名靴が手に入る時代。まるで元禄の世を思わせる、爛熟の紳士靴。その“爛熟”は、ベターゾーンにまで広がっていました。
もう手ごろな靴とは言わせない。
この秋冬の一押しはイギリスの老舗アルフレッド・サージェント。何を今さら、なんて思う向きは右の写真をご覧いただきたい。革の質感、フォルムの美しさ、これまでのサージェント像とはまるで違う。聞けばレザーの染めはオリジナルで、ライニングは黒で統一、底は半カラスで、極め付きはチャネル仕上げ。クラシックの極致です。実はこの仕上がりには原稿書いてる僕も驚いていて、サージェントは90年代のインポート・ブームの中、インポーターの別注でとってもカジュアルなイメージが強く、こんな靴がつくれるなんて思いもよらなかったのでした。さすが、ノーザンプトンの老舗です。
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価格9万円台(参考上代)/問 オークニジャパンtel.03.3874.0092
洗練されたカジュアル。
こちらもサージェント。従前のイメージが強いラインだけど、ぽってりした木型にグリーン・カラーのスエードを載っけたサイドゴア。僕個人のし好を前面に押し出せば、久々のヒットでした。で、突然話は変わるけど、サージェントの良いトコはこの靴の価格を見てもらえばわかるように、優れたコスト・パフォーマンスにある。それゆえ、90年代インポート・ブームではセレクトショップ別注でその名を轟かせたワケだけど、ここんとこの本格ドレスシューズの盛り上がりで、上述のオークニの靴を頂点に、4万アンダー、3万アンダーのクラシックなモデルも続々発売されているのだ。充実してるのが伊勢丹。って最近ネタが伊勢丹ばっかりってのもどうかなって思うけど。それはともかく、その器用さには、老舗の懐の深さを感じさせます。
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価格3万9800円/問 野口彦tel.06.6647.1776
キートンがいよいよ靴に乗り出す!?
フルハンドの靴って、圧倒的な存在感が確かにあるのだけど、このアントニオ・パオーネってのも間違いなくそんな一足。詳しいことはまだよくわからないのだけど、ナポリの最高峰スーツ・メーカー、キートンのチーロ・パオーネ社長の甥っ子が手がけている靴だそうです。
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価格16万円(参考上代)/問 オークニジャパンtel.03.3874.0092
エッジのきいたトウにやられました。
サージェントがイギリスのコスト・パフォーマンス・シューズだとすれば、このサントーニはイタリアの代表選手でしょう。しかし、この新作では価格を上昇させつつ、モードな匂いを取り込みました。一押しはサイドゴアのブーツ。エッジのきいたトウのフォルムがたまりません。
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価格未定/問 オークニジャパンtel.03.3874.0092
ホント、ベターゾーンのブランドが面白い。
イギリスのもう一つのコスト・パフォーマンス・シューズ。チーニーはヒールを小さめに、エレガントなテイストを前面に押し出しています。
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価格4万3000円(手前)、4万2000円(奥)/問 渡辺産業tel.03.5466.3445
要注目のナポリのブランド。
トリはアントニオ・モーリッツィ。エージェントの渡辺産業では実は10年も前から扱ってるイタリアのブランド。媒体での露出が目立ち始めたのは、創業者の婿養子がこれまでの下請け商売から自社ブランドの展開に方向を転換し始め、同時に息子がデザインを手がけるようになったためとのこと。トップページを飾ったのはココンチのオーナーがオールハンドで仕上げたキッズで、つまりは確かな技術、イタリアの感性、ワールドワイドなマーケティング戦略が三位一体となり、現在人気急上昇中なのでした。
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価格3万6000円(左)、2万8000円(中)、3万2000円(右)/問 渡辺産業tel.03.5466.3445
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