文章:岡田 さちこ(All About「メイク・コスメ」旧ガイド)
気合を入れて浴衣を着たはいいけれど、「むむむ」と悩んでしまうのがメイクではないでしょうか?本来“湯上り着”である浴衣にフルメイクが似合うはずもありません。かといってせっかくの浴衣姿にスッピンは悲しい……。
そこで、今回は「ゆかたメイクの掟10」と題して、失敗しないゆかたメイクのコツをまとめてみました。
一、マット過ぎる肌は禁物。程よいパール感を。
和服のメイクというととかく「マットに」と思いがちですが、マット過ぎる肌は厚塗り感の原因に。軽さが欲しいゆかたの場合、適度なつや感は必要です。
一、「目もと=ライン重視、口もと=ナチュラル」が基本。
目と口どちらもばっちりメイクじゃ重過ぎる。ゆかたの軽さにはどこかのパーツで力をぬいたバランスメイクが似合います。
一、アイシャドウはなじみ色をセレクト。
白が加わったパステルカラーを選べば、まずまちがいなし。近づいて見ると色が分かる程度に。ほんのりパール入りのものもOKだけど、粒が大きすぎるラメは避けて。
一、まつげはカールさせず、目尻にたっぷりマスカラを。
ゆかた美人の凛とした印象を作るのは、やはり切れ長の目。どんなに好きでも、この日だけはドーリィまつげはガマンガマン!
暑い夏、長丁場になりがちなイベントでは、「落とさない」対策も必須です。
一、リップはなじみ色でナチュラルに。
口紅はピンクベージュなどのなじみ色が無難。プラスグロスでニュアンスを持たせてもOK。ゆかたの色によってはレッドorローズ系の濃色で華やかにするのもありですね。でも、なぜかオレンジ系&ピンク系の濃色リップはゆかたに似合わない気が……。
一、眉は長めに。眉山を強調しすぎないこと。
細すぎる眉や、眉山でグイッと角度をつけた眉はゆかたには不向き。ゆるやかなカーブでスーッと眉尻を長めに描けば女性らしい印象に。
一、ほんのりチークで内側からの血色を演出。
意外に重要なのがチークの血色感。湯上りの上気した頬を演出するには、肌の内側から発色する感じのクリームタイプのものが適しています。
一、マニキュアはもちろんペディキュアも忘れずに。
ゆかたと色あわせを楽しむもよし、パキっと強い色を短めの爪に塗るのもよし。思い思いに楽しんで。
一、メイク(マニキュア・ペディキュア)は必ず着付けの前に。
これ、実はとても重要なことじゃないでしょうか?(常識!?) ガイドはせっかく着付けたゆかたなのに、メイクで腕を上下に動かすうちにすっかり着崩れした経験あり。着付けは外出直前をおすすめします。
一、あとはお好みで……。
ここまではガイドの独断による「一般的なゆかた美人」の条件。ゆかたのタイプが多様化するにつれ、ゆかたスタイルもさまざまに広がりを見せています。結局は「好きなメイク」で出かけるのが一番ってこと!
いかがでしたか? すべてを実行しなくてもいいんです。いくつかのポイントをおさえておくだけで、少なくとも「着付けはいいのに、メイクで大失敗!」は避けられるのではないでしょうか?
おそらくほとんどの人にとって、ゆかたを着る機会は年に数回程度。せっかくだから、思う存分楽しんじゃいましょう!
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