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forM トップページ 特集「日本のウイスキーの原点を探る」
4月1日更新
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日本のウイスキーの原点を探る イメージ
世界の五大ウイスキーを知っているだろうか?スコッチ、アイリッシュ、バーボン、カナディアン、そしてジャパニーズ。そう、日本のウイスキーは世界で5本の指に入るほど、レベルの高いものをつくり出しているのだ。日本固有の風土や水、自然と人とが培ってきた深遠なる歴史は、上品かつ奥行きのある味わいにしっかりと映し出されている。
日本のウイスキーの文化を知れば、味わいはいっそう深くなる。偉大なる日本のウイスキーのロマンに思いを馳せて、今夜はバーでジャパニーズ・ウイスキーをオーダーしよう。

取材・文:いとうゆうじ 写真:菅原拓 取材協力:スタア・バー・ギンザ
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INDEX
01 >> 日本のウイスキーの魅力とは?
02 >> 日本初、本格ウイスキーをつくった男
03 >> ニッカウヰスキーのこだわり
01 日本のウイスキーの魅力とは?
スタア・バー・ギンザ バーテンダー岸 久氏
味わいに隠された魅力を知る
一口にウイスキーといっても、その幅はとてつもなく広い。ヨード香やピート香の強いモルトもあれば、静けさのなかに繊細な個性を放つようなウイスキーもある。そして、ブレンデッドウイスキーにおいては、ブレンダーの妙技に心躍らされる風味が宿っている。そこで日本のウイスキーの魅力を知るにあたり、扉を叩いたのは銀座の「スタア・バー・ギンザ」。ここは、カクテルコンペの世界大会で優勝した岸氏が営む名店である。

「最近では、日本のウイスキーに対していいイメージを抱いてお飲みになる方が増えてきましたね」。イメージとは、味を決めるうえでの重要な要素のひとつとなる。
「そういう意味でも、2001年にニッカの『余市』がテイスティングコンテストで最高得点を獲得したのは大きいと思います。お客様もそのことを知ったうえでオーダーされますからね。『余市』のような、味わいの中に隠された魅力を持つウイスキーを愉しむ、という飲み方が広がりつつあるようですね」。そう話す岸氏の店では、ウイスキーをオーダーするとちいさなスニフターグラスで提供される。だが、これはストレートがおすすめ、というものではない。まず、テイスティングして、ロックか、水割りか、水と1対1で割るトゥワイスアップなど、そのウイスキーにふさわしい飲み方のスタイルをゲストが選べるように気遣われた「もてなし」なのだ。
いい男がすべき、ウイスキーの嗜み方
では、ウイスキーの絵になる飲み方というのは、あるのだろうか?

「正直に申し上げますと、おいしく飲んでいただくのが一番かと。ストレートでもロックでも、自分が美味しいと思える飲み方で愉しむのが格好いいと思います」。つまりは、下手に背伸びをせずに、自分に正直に飲むということだろう。

「これまで出会ったお客様を例に挙げますと、まず最初にスニフターグラスを両手で包み込むようにあたためて香りを利く。そしてグラスに小さな氷を入れて移り行く味の変化を愉しむという人もいらっしゃいますね」。ウイスキーというものは極めて繊細なもの。加水することによる味の変化、時間の経過による香りの広がりなど、愉しみ方を知れば味わい方の幅もさらに広くなる。「そして大事なのは、ただいたずらに長時間飲み続けるのではなく『酒を飲む』という意思を持って飲むこと。惰性で飲むのではなく、そういう姿勢を保てなくなりそうだったら、ほど良い頃合を見計らって帰るのも大人の飲み方」。
旨い酒は、飲むシチュエーションでさまざまに変わる。たとえば、飲む相手が違うだけで、酒の味もまるで変わってくる。ひとりで飲むなら、上質な酒を味わうという意志を持ち、男として引き際までも美しく帰りたいものだ。続いて岸氏におつまみについて聞いてみた。

「一般的にバーでのおつまみというと、生ハムやチーズが多いですが、日本のウイスキーには海ブドウの潮の風味や、秋田のいぶりがっこの燻製の香りなども相性がいいですよ。やはり日本で作られているお酒だけに、和風の食材とはマッチしますね」。意外に思うかもしれないが、これが試してみるとかなりの美味である。繊細な味わい同士の組み合わせは、さまざまな酒の味覚を積み重ねてきた者にしかわからない特権かもしれない。

カウンターでジャパニーズ・ウイスキーを手のひらに包み、ゆったりと愉しむ。その姿は大人の男にしか似合わない端正な飲み方となるだろう。
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よりウイスキーを楽しみたい男達のために。「NIKKA.COM」はこちら>>
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