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ビタミンCも豊富なバラの果実野生のローズヒップ種子に新しいダイエット成分が!
“ビタミンCの爆弾”といわれるほど豊富なビタミンCを持ち、美肌効果で知られるローズヒップ。この赤い実の中にある小さな「種」に、ダイエット効果を高める成分があるのをご存知でしたか? 実は、最近になって、種に含まれる成分に内臓脂肪や皮下脂肪を減らす効果があることが判明したのです。
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Text:Izumi Nakano
ビタミンCも豊富なバラの果実野生のローズヒップ種子に新しいダイエット成分が!
ビタミンCも豊富なバラの果実野生のローズヒップ種子に新しいダイエット成分が!
ヒトでの体脂肪低減効果の代表例(腹部CT)
体脂肪低減前
皮下脂肪 9,855平方ミリメートル 内臓脂肪 4,913平方ミリメートル
体脂肪低減後
皮下脂肪 7,843平方ミリメートル マイナス20パーセント 内臓脂肪 2,743平方ミリメートル マイナス44パーセント
ローズヒップ抽出エキスで内臓脂肪が減少した 20代以上の健康な男女15名にローズヒップ抽出エキス入りサプリメントを1日6粒を3ヶ月間摂取させ、CT検査で変化を観察。内臓脂肪が顕著に減少した例。
ポリフェノール「ティリロサイド」が内臓脂肪と皮下脂肪にアプローチ
ピンク色で甘酸っぱくて、少し華やいだ気分にさせてくれるローズヒップティー。ローズヒップの実から種を取り除いたバラの果実のお茶は、美容効果もリラックス効果も高いといわれ、のんだことのある女性は多いことでしょう。
ところが、おもしろいことに、取り除いた「種」に含まれる成分に、高いダイエット効果があることがわかってきたのです。京都薬科大学の吉川雅之教授らの研究グループによると、ローズヒップの種子には、「ティリロサイド」というポリフェノールが含まれており、この成分を使ったマウス実験を行ったところ“たまっていた内臓脂肪が減少した”というのです。

「たまっていた内臓脂肪を減らすという作用には驚きました。ティリロサイドが肝臓の酵素の働きを活性化させて、内臓脂肪を低減させるのではないかと考えられます」と、吉川教授は語ります。

体内に蓄積された脂肪細胞から遊離した脂肪酸は、細胞のミトコンドリア内に運ばれて、細かく切断されます。これをβ酸化といい、この一連の流れが、“脂肪燃焼”と呼ばれるもの。ティリロサイドは脂肪酸のβ酸化を促す酵素を活性化することで、脂肪燃焼をスムーズにさせるというのです。人で行った実験で、内臓脂肪と同時に皮下脂肪も減少するという結果が報告されています。

また、ティリロサイドには、骨格筋での脂肪燃焼を高める効果も確認されており、これは言い換えれば、運動をしなくても骨格筋で脂肪の消費を促す作用があるということです。
チリのアンデス山脈で有機栽培されるローズヒップ
ローズヒップはご存知のように、バラ科の植物の果実。淡い紫色や白色の花が咲いた後にできる実は、古くからヨーロッパなどでハーブティーやジャムなどで食用とされてきました。ビタミンCをはじめビタミンやミネラルが豊富で美肌作用があるとされ、特に女性の間では広く知られています。種からはオイルがとれますが、リノール酸やリノレン酸に富むローズヒップオイルは美容効果が高いとされ、化粧品やアロマオイルとして使われてきました。

ローズヒップの産地は、ヨーロッパというイメージがあるかもしれませんが、ヨーロッパの環境の変化とともに急速に姿を消し、現在は南米のチリが主な生産地。世界のローズヒップの約9割がチリ産です。もともと、16〜17世紀のスペインの統治時代にもたらされ、この地で野生化したといわれ、アンデス山脈の中央盆地に広く自生しています。農薬などは一切使用しない有機栽培で、鋤のようなものを使って人の手で収穫します。

収穫したローズヒップは選別されて、10時間以上乾燥させた後、果皮と種子にわけて選別を繰り返してから、ヨーロッパや米国、日本などに輸出されます。チリでは、健康美容食品として利用されることがほとんどないのだとか。ちょっともったいない話ですね。
チリのアンデス山脈で有機栽培されるローズヒップ
チリのアンデス山脈で有機栽培されるローズヒップ
脂肪の代謝改善 血糖値の改善 中性脂肪備蓄量の低減 メタボリックシンドロームの予防
ティリロサイドに秘められた可能性
ティリロサイドに秘められた可能性
古くから広く利用されてきたローズヒップの果実には、近年になりビタミンCだけでなく、カロチノイドやアントシアニン、カテキンなどの抗酸化成分が多く含まれていることがわかりました。21世紀になって種の成分「ティリロサイド」にダイエット効果があることが世界で初めて発見されたことで、今後は「種」にも注目が集まるのではないでしょうか。

ティリロサイドは、ポリフェノールの一種。ポリフェノールは、体をさびさせる老化の元凶といわれる「活性酸素」を取り除く“抗酸化”作用があるため、そのほかにも体にいい効果をもたらすことが大いに期待されます。
「ティリロサイドには、脂肪燃焼を促す作用だけでなく、血糖値の上昇を抑制する作用もわかってきました。それ以上にさらにいろいろな可能性が考えられる。今後もメカニズムを解明していきたい成分」と、吉川教授は目を輝かせます。

「ティリロサイド」の効果を得るには、脂肪燃焼効果を狙うなら運動前に、血糖値上昇抑制効果を狙うなら食事と一緒に、と、飲むタイミングも重要かもしれません。美容にもダイエットにも効果を発揮するローズヒップパワー。目的に合わせて上手に生活に取り入れましょう。
ローズヒップは、いきいきと過ごすための新しいパートナー
ローズヒップの成分に含まれる体脂肪低減効果を研究し発表している「国際ローズヒップポリフェノールフォーラム」。ウェブサイトでは、ローズヒップポリフェノールの効果や研究内容につ いて詳しく知ることができます。
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