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ピンク色で甘酸っぱくて、少し華やいだ気分にさせてくれるローズヒップティー。ローズヒップの実から種を取り除いたバラの果実のお茶は、美容効果もリラックス効果も高いといわれ、のんだことのある女性は多いことでしょう。
ところが、おもしろいことに、取り除いた「種」に含まれる成分に、高いダイエット効果があることがわかってきたのです。京都薬科大学の吉川雅之教授らの研究グループによると、ローズヒップの種子には、「ティリロサイド」というポリフェノールが含まれており、この成分を使ったマウス実験を行ったところ“たまっていた内臓脂肪が減少した”というのです。
「たまっていた内臓脂肪を減らすという作用には驚きました。ティリロサイドが肝臓の酵素の働きを活性化させて、内臓脂肪を低減させるのではないかと考えられます」と、吉川教授は語ります。
体内に蓄積された脂肪細胞から遊離した脂肪酸は、細胞のミトコンドリア内に運ばれて、細かく切断されます。これをβ酸化といい、この一連の流れが、“脂肪燃焼”と呼ばれるもの。ティリロサイドは脂肪酸のβ酸化を促す酵素を活性化することで、脂肪燃焼をスムーズにさせるというのです。人で行った実験で、内臓脂肪と同時に皮下脂肪も減少するという結果が報告されています。
また、ティリロサイドには、骨格筋での脂肪燃焼を高める効果も確認されており、これは言い換えれば、運動をしなくても骨格筋で脂肪の消費を促す作用があるということです。
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