便秘、健康、イチジク浣腸…
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過去2回に渡り、「便秘の悩み」について取材をしてきたAll About。今回はその記事を読んで寄せられた読者からの多くの悩みと疑問を解消すべく、「薬」ガイドの三上彰貴子氏が、石川県立中央病院 消化器内科の三輪一博先生にお話を聞いてきました。
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第1回 便秘知らずの毎日で、心地よい毎日を 第2回 お通じの悩み座談会!聞けなかったホントのトコロ
週に何回?スッキリしないとダメ?…「普通のお通じ」ってどういうもの?

週に何回?スッキリしないとダメ?…「普通のお通じ」ってどういうもの?三上氏:過去2回の便秘の記事に対して、非常に多く寄せられた質問のひとつが「自分は便秘なのでしょうか?」という質問でした。意外な気もしましたが、排便の無い日数や、お腹が張る苦しさなどの「便秘の基準」が、人によって違うようでした。とはいえ、周りの人に相談しにくい話なので、他の人と比べられずに、良く分からない、という方が多いようです。

三輪先生:便秘の一つの基準として、「排便が3〜4日以上無い」もしくは「排便の困難さ、便の量が少ない、残便感等がある」ようでしたら便秘である、といっていいと思います。要は、本人が排便に対してツライようでしたら極端な話、1日でも便秘だと言えます。自分で「便秘かな」と思ったら、病院で診療を受けることをお勧めします。そこに糖尿病や大腸ガンなどの病気が潜んでいる可能性がありますので。

三上氏:便秘で診察に来られた患者さんには、どのような治療をするのですか?

三輪先生:治療方法は便秘の度合いによって異なりますが、一般的な症状であれば飲み薬や浣腸を処方します。但し、薬はあくまで一時的なものですので、便秘の改善はきちんとした生活習慣を送ることが前提ですね。

三上氏:便秘になりやすい生活習慣とはどのようなものなのでしょうか?

三輪先生:不規則な生活や運動不足が挙げられますね。便秘の改善には規則正しい食生活と適度な運動が大切です。特に朝食は必ず食べて欲しいと思います。胃に物が入ると反射が起きて、排便が起きやすくなりますので。運動も腹筋運動はもちろんですが、ウォーキングでもいいので、エレベーターではなく階段を使ってみたり、毎日の生活の中に運動を取り入れる工夫をしてもらえればと思います。

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ポッコリお腹、肌荒れ…やっぱり知りたい便秘と美容の関係性は?

三上氏:また便秘に悩む読者には、便秘によってお腹がポッコリと出てしまったり、肌荒れの悩みを持つ方が多くみられました。

三輪先生:確かに体内の便やガスでお腹が張ったり、肌荒れや吹き出物、または肌のハリツヤがなくなることはあると思います。これは便秘によって、自律神経の働きが鈍くなったり、血行が悪くなるためと言われています。また便秘により腸内に溜め込まれた便の腐敗により、悪玉菌が大量に増え、その有害物質が腸から血液中に溶け込んでしまい全身に回ってしまうことも、便秘による肌荒れの原因と考えられています。

三上氏:なるほど。その改善方法はやはり便秘を治すことでしょうか?

三輪先生:そうですね。やはり定期的なお通じができるような、生活習慣を身に付けるべきだと思います。意識的に水を飲んだり、規則正しく食事をしたりする「お通じを促しやすい生活リズム」を作ることが、便秘が原因のお腹の張りや、肌荒れの解消に繋がってくると思います。

三上氏:「宿便」という言葉を最近よく耳にしますが、宿便も美容には悪影響をもたらすのでしょうか?

三輪先生:宿便は身体にいいものではないですが、特別に気をすることはないと思います。宿便は数年も溜まっているものではなく、だいたいが月単位のものです。普通に排便をするときに剥がれ落ちることもあります。宿便だけを気にするのではなく、あくまで便秘を治すほうに意識を向けてもらえればと思います。

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All About「薬」ガイド 三上彰貴子氏

All About「」ガイド 三上彰貴子氏

1日1回?体への影響は?…浣腸の正しい使い方は?
石川県立中央病院 消化器内科 医長 三輪一博先生

石川県立中央病院 消化器内科 医長
三輪一博先生

三上氏:生活習慣の改善をする一方で、「今すぐ便秘をなんとかしたい!」という時があると思うのですが、どのような方法がお勧めでしょうか?

三輪先生:「即効性」という意味では浣腸という選択肢がありますね。使用してから数分ほどで効いてきますので。飲むタイプの便秘薬ですと「いつ出るか分からない」という不安がありますが、浣腸は使用してから効くまでが早いので「時間をコントロールしやすい」ので、その後の1日の予定も立てやすいと思います。旅先で環境の変化から便秘になる方も多いので、そうした時に浣腸があると便利だと思います。

三上氏:浣腸の使用頻度には、何か基準はあるのでしょうか?

三輪先生:基本的には1日に1回だと思いますが、すっきりしないようでしたら30分以上の間隔をあけて2回使用しても問題ないと思います。浣腸は化粧品等にも使用されるグリセリンが主成分ですので、仮に数年間、浣腸を使用していても体への問題はありません。ただし、使用にあたっては医師の処方や、商品パッケージに記載された使用方法に準じた使い方をすべきです。「3日以上の排便がないと便秘」とすると、1週間に2回くらいの浣腸の使用が、一つの目安になるのではないでしょうか。

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三上氏:便秘薬には飲み薬などもありますが、とくに浣腸が適した便秘とは、どのようなものでしょうか?

三輪先生:便が直腸付近に溜まっている方には、浣腸は効果的だと思います。直腸に溜まっているかどうかは、医師の診断がないと分からないのですが、「出そうなのに、出ない」という感覚がある場合は、直腸に便が溜まっていること多いです。筋力が弱くて腹圧で便を押し出せない女性の便秘にピッタリです。又、飲み薬で出ない場合も直接、直腸に作用するので効果的です。

三上氏:これまでのお話で、浣腸は便秘の解消に効果的だと思うのですが、抵抗がある方も多いようです。そういう方々に向けてなにかアドバイスはありますか?

三輪先生:浣腸は医療の現場でも普通に使っているものですし、体への副作用もありませんので、上手に使って便秘の改善に役立てて貰えればと思います。即効性があり、時間のコントロールがしやすいという大きなメリットもありますし。飲み薬との併用も問題ありませんので、症状に合わせて使うといいと思います。

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手のひらサイズのイチジク浣腸。右のピンクのものが通常タイプ。左のブルーのものは、薬液が逆流しない「楽押し」タイプ。

手のひらサイズのイチジク浣腸。右のピンクのものが通常タイプ。左のブルーのものは、薬液が逆流しない「楽押し」タイプ。

イチジク浣腸は子どもからお年寄りまで使えます。使いやすさを考えて、様々なサイズや、ロングノズル・ジャバラ付きタイプも揃っています。

イチジク浣腸は子どもからお年寄りまで使えます。使いやすさや使う方の年齢を考えて、様々なサイズや、ロングノズル・ジャバラ付きタイプも揃っています。

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掲載期間:2009年9月1日〜10月31日 【PR】
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