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山田:前回は「痔」を患う原因についてお聞きしましたが、今回は、もしも「痔」を発症してしまったときの具体的な治療法について教えてください。
黒川:治療法は大きくは薬をメインにした「保存療法」と、手術などもともなう「外科的療法」に分かれます。また「痔核(いぼ痔)」「裂肛(きれ痔)」「痔ろう(あな痔)」といった「痔」のタイプによっても治療法は違ってきます。
山田:できれば手術など外科的な治療法は避けて、薬で治したい、という人が多いと思いますが、保存療法と外科的療法のどちらを選ぶか、判断の境目みたいなものはありますか?
黒川:まず「痔核(いぼ痔)」には、歯状線を境にして上部にできる「内痔核」と下部にできる「外痔核」があります。そのうちの内痔核を患っている場合、痛みはなくても第3度(排便の際に肛門の外に出た痔核が自然にもどらないような状態)で、たまにでも出血をともなう方は手術を行ったほうがいいと考えています。もうひとつ、「ベタつき」や「はみ出し」などで気持ち悪さを感じている人も手術を選択されたほうがいいでしょう。手術によって「痔核(いぼ痔)」を取り去ることで、かなり軽快になりますからね。
また、海外に行かれる方や出産を控えた女性も、環境の変化で症状が悪化する可能性があるので手術による早期治療を考えたほうがいいでしょうね。最近では痔核を縮小・癒着固定させる注射療法が出現するなど、治療法の選択肢が広がっています。 |
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