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不安はある。利用料を払ったところで、結婚したいと思えるような女性と実際に出会えるかどうかも怪しい。結婚相手紹介サービスなんて、本当に役に立つのだろうか。
とはいえ家族からは無言のプレッシャーを感じるし、最近は同級生や同僚も続々と幸せをつかんでいる。自分でも何とかしたい、現状を打破したいと思っているのだ。
思い切って妹に教えてもらった「ツヴァイ」に電話をかけてみた。結婚も考えているがその前に彼女が欲しい、興味はあるがサービスに少し抵抗がある、と正直に伝えた。しかし受話器の向こうの優しい声は、こちらの気持ちを一度受け止めてくれ、こう言うのだった。
「世の中には多くの異性がいますが、手当たり次第の出会いを求めていては本当のパートナーにたどり着けないかもしれません。サービスをうまく活用して、ご自身の結婚に対するイメージを把握することから始めるのも一つの手ではないでしょうか」
一理ある。これまで通りの生活では出会いの幅も限られる。
「よければ一度オフィスに足を運んでみませんか?まずはご自分の結婚観や女性に求める理想像などをお聞かせください。女性との出会いを全力でお手伝いしますので」
気が向いたら、ということで、ひとまず受話器を置いた。しかし気持ちはすでに、前を向いていた。
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